⑱顎関節症について
顎関節症とは
顎関節症の代表的な症状は、
- 「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
- 「口が開かない(開口障害)」
- 「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
の3つです。
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、又、あごの音が気になるなどの症状が現れることがあります。
顎関節症の治療法
噛み合わせを治すことが一般的な治療法になります。例えばスプリント(マウスピースのようなもの)を上あごあるいは下あごにいれ、上下の噛み合わせが均等に接するようにします。これにより顎の関節頭が正しい位置に戻り、筋肉の緊張がとれ、スムーズに動かすことができるようになります。重症の場合は手術による治療を行うこともありますが、症状によって治療法はさまざまになりますので、まずは歯科医院に相談していただくことをおすすめ致します。
普段の生活で気を付けること
「顎関節や咀嚼筋への負担を減らすため、横を向いてTVを見ないこと、頬杖をやめることや猫背などの姿勢をよくする、また、仕事中や休息時に上下の歯が接触していることに気付いたら歯を離すようにする、そして、特に強い心理的な緊張を感じる環境があれば、それを改善し避ける、可能な限りストレスをコントロールする」などです。
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