ヨーロッパ審美学会2023(2023年6月)
歯科発展の為に敷かれたレッドカーペット
フランスのカンヌにて6/1から3日間に渡り開催されたEAED(ヨーロッパ審美歯科学会)に参加したので報告させていただく.
カンヌについて
夜に到着し車を降りた途端に感じたのは, 爽やかな暖かさであった. その後連日晴天に恵まれ, 日中は海に入れる程の暑さだったが, 湿気が少ない為か快適に過ごすことがきた. 日没が21時過ぎなので, 必然と飲酒量が増えるのは皆共通ということにしていただきたい. カンヌは比較的小さな街で, 観光, 買い物や食事は大体歩いて行ける範囲にある. 海沿いには遊歩道があり, 白い砂浜にはレストランやカフェが点在, 海に沿って伸びるラ・クロワゼット通りには高級ブティックが存在する. ここはハワイか熱海かといった意見が飛び交ったのだが, その居心地の良さにカンヌが世界的な観光地として愛される理由があると実感した.
食事
街中にはパスタやマルセイユ名物ブイヤベースなどの魚介料理を出す店が点在し, コート・ダジュールのそよ風を浴びながらプロヴァンスの白ワインを堪能できる. 中でもサマートリュフをふんだんに載せたパスタやリゾットが絶品であった.
学会
EAEDは1986年に発足した学会で, 最高水準のプレゼンテーションや書籍を通じて世界的なコミュニケーションや研究を促進することを使命としており, アフィリエイトメンバーになるためには4年以内に最低2回の春季大会にゲストとして出席し, 3名のアクティブメンバーに自身のケースを見せてサインを貰う必要がある.
アカデミーミーティングと題され, 大会長であるFrank BONNETの元で開催された今回の学会は, ほぼメンバーのみの参加で人数は200名前後だった. 聴衆を減らすことで会員同士の結束を強化し, 密なディスカッションを行うことができる. 今回のテーマは ’RED CARPET FOR DIGITAL & BIOLOGICAL ESTHETIC DENTISTRY’ , デジタルを周到しつつ初日は修復, 2日目はインプラント, 3日目は矯正を中心に展開された.
ウェルカムパーティーは会場であるマルチネホテル専用の砂浜で開催された. 白い服限定のカラーパーティーらしく, 用意がないメンバーは街で白色のシャツやパンツを調達し, 意気揚々とまだ陽の高い夕暮れの砂浜にでかけた. ビーチは白い服を着てシャンパンやワイングラスを傾けるメンバーで溢れ, 皆笑顔で特別な空間を満喫していた.
ガラディナー会場は地中海を一望する丘の上にあり、まるで映画の世界にいるようだった. そんな素敵な場所でアフィリエイトメンバー取得の表彰を片山明彦先生, 松山康正先生と共に受けたことは一生の思い出である.
総括
海外の学会に参加する事は, 旅行の準備や慣れないコミュニケーション等大変に感じる. だが、いざ参加すると素晴らしいロケーションや、素晴らしいプレゼンテーション、フレンドリーに接してくださるメンバーの方々によって一瞬でその素敵な雰囲気に呑まれる. EAEDに限らず, 海外の学会に参加することは知識を高めること、またそれ以外も普遍的な魅力に満ちていると改めて実感した.



