⑥インプラント治療後は何をすればいいの?
インプラント治療はどのくらい持ちますか?
10年以上持つ方が92%と言われていますが、治療後のケアにより、より長く寿命を延ばすことも可能だと考えます。
反対にインプラントのご自身での清掃がうまくいっていないと歯周病の原因になったり、咬み合わせがうまくいかないと不適切な力が加わり、インプラントの寿命を短くする一因となります。
咬み合わせからくる負担を軽減するためにマウスピースはほとんどの方に必要です。
また、治療後の定期的なメンテナンスはとても重要です。
メンテナンスでは、クリーニングの他、インプラント部に異常がないかをドクターと歯科衛生士がチェックし、問題があれば早急に対応できるようにしております。
治療後はどんなケアをすればいいですか?
歯科医院での定期クリーニングを受けながら、毎日のホームケアを怠らないことがインプラントを長持ちさせる秘訣です。
天然の歯と同様、またはそれ以上にインプラント部へのブラッシングを欠かさず行いましょう。
インプラントに汚れが付着することにより、インプラント周囲に殺菌が増殖し、放出される毒素によりインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)にかかるリスクが高まります。
歯と歯肉の境目を丁寧にブラッシングし、磨き残しのないようにします。
また、喫煙は血行を悪化させ歯周病とインプラント周囲炎にかかるリスクは高まります。
糖尿病も歯周病のリスクを高めるので、全身管理も大切です。
インプラントの寿命を延ばすためには、日々のケア、禁煙がとても重要です。