⑧歯を残す治療
チカワデンタルではできる限り歯を抜かない、削らない治療を心がけております
歯科治療において、歯を抜く、歯を削るという事はそれだけで歯自体の損傷、また患者様の心身負担を伴うものです。
ですから大切な歯を守るため、当クリニックでは安易に抜歯をするのは避け、歯が持つ可能性を最大限に引き出し、なおかつ健康に気持ちよく噛める状況を目指しています。
もちろん「歯を残す治療」は必ずできることではなく、残念ながらどうしても歯を抜かなければならないケースもあります。
「どうしても抜歯しなければならないケース」や「抜歯した方が患者さんのためになる場合」もたくさんありますので、チカワデンタルでは緻密な診査を行った上で、患者様にとって歯を残すべきか、抜くことが良いのかをご提案いたします。
また、歯を抜かなければならない環境にならないよう、患者様がご自身で普段から予防できるようにすることにも重きを置いています。 傷んでいる歯を削って詰めて終わりではなく、傷む原因を追求しお口の中全体を見る治療を行うことが、長く歯を残すことに繋がるのです。
歯を残すことのメリット
また歯を抜かない治療をするメリットとして、患者様の負担を軽減することが挙げられますが、それ以外にも良いことはたくさんあります。 天然の歯には、歯と顎の骨との間に「歯根膜」という膜が存在します。これがセンサーのような役割を果たすことで、私たちは食べ物の硬さや厚みという食感を感じることができます。少しでも多くの歯を残し、歯根膜を残すことで、食感を失うことなく食事を楽しむことができるのです。
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