⑫ホワイトニングの料金相場について
ホワイトニングって高いの?やすいの?
(歯医者さんでの相場)
ホワイトニングを扱っている施設は大きく2つに別れます。
- ホワイトニングを扱う歯科医院
- ご自分でホワイトニングを行うセルフホワイトニングのお店
またホワイトニングも大きく3種類あります。ホワイトニングの値段を比較したものが以下になります。
【歯科】
オフィスホワイトニング | 30,000~50,000円 |
ホームホワイトニング | 20,000~40,000円 |
セルフホワイトニング | 3,000円~(回数による) |
オフィスホワイトニング
漂白成分である過酸化水素を薬剤として使用し、歯科医院で行うホワイトニングです。個人差はあるものの、1回でもその効果を実感することができる反面、永続的ではないため、施術内容にもよりますが色の後戻りはあります。
ホームホワイトニング
歯医者さんで自分の歯形に合わせてマウスピースを作製してもらい、そこに薬剤を入れて自宅で装着することで歯を白くしていくホワイトニングです。
セルフホワイトニング
ご自身でホワイトニングを行います。歯科は介在しないため、薬剤の効果は低下しますが、非常にお手軽です。
歯医者さんでのホワイトニングの値段が高い理由
このように、セルフホワイトニングサロンやエステにおけるホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングよりも安く行なえることが特徴です。ただし、値段だけをみて決めてしまうと、期待通りの白さを手に入れる事は難しいです。
なぜなら、セルフホワイトニングは、歯を「元の白さ」に戻すことを目的とするのに対し、歯科医院におけるホワイトニングとは、漂白成分のある薬剤を使用し、歯を本来の白さ以上に変化させることを目的にしているからです。
セルフホワイトニングを何度も行っても、元の歯以上に歯が白くなることはなく、クリーニング以上の効果を得られることもありません。歯医者さんで行うホワイトニングは値段が高いですが、その分効果も得られます。
歯科医院でのホワイトニングがおすすめの理由
①漂白成分のある薬剤を使用することが出来る
歯科でホワイトニングを行う最大のメリットは、「過酸化水素」という漂白成分のある薬剤を使用することができることにあります。
過酸化水素とは、オキシドールの中にも3%程度含まれている成分ですが、ホワイトニング剤においては30%程度まで(医院によって異なる)濃度を高めて使用します。オフィスホワイトニングでは主に過酸化水素を、ホームホワイトニングでは主に過酸化尿素を使用し、どちらも過酸化水素を主成分とした、取り扱いに医師免許が必要な薬剤です。
漂白というと、その言葉の響きが強いことから、どうしても歯を痛めてしまうイメージがあるかもしれませんが、過酸化水素はあくまでも歯そのものではなく、歯の表面性状にアプローチをする薬剤です。
過酸化水素によって歯質そのものが弱くなることはありません。
②自分の歯に合った治療プランを組める
肌や髪の色が一人ひとり異なるように、歯も一人ひとり色や質が異なります。ですから、ホワイトニングと一口にいっても、すべての人に同じ治療を当てはめることは本来ならできません。
歯医者さんでホワイトニングを行うことで、事前のカウンセリングにより、本人の歯に合った施術方法、照射時間、回数なども含めたプランを組み立ててもらうことができます。
後悔のないホワイトニングを行うためには、しっかりとしたカウンセリングが大切です。