インプラントと私|国分寺でインプラント治療ならチカワデンタル

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インプラントと私

2026.01.19

5-D Japanの先生方と 

皆様こんにちは。 
チカワデンタル院長の地川です。 
今回は、私の歯科医師人生とインプラント治療との関わりについて、少しお話しさせていただきます。 
パンフレットやホームページで経歴をご覧になると、「いろいろ勉強してきたんだな」という印象を持たれるかもしれません。しかし実際には、その一つひとつの裏側に、人との出会いや試行錯誤、さまざまな思い出があります。 
私は北海道大学歯学部を卒業し、歯科医師免許取得後、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)の保存科に入局しました。大学では歯科用レジン(白い詰め物)の研究を行いながら、一般歯科医院で診療経験を積んでいました。 
当時は、歯を失った部分に対しては※ブリッジや※義歯が主な治療法で、インプラントはまだ自分にとって遠い存在でした。高度で専門性の高い治療、というイメージが強かったのを覚えています。 
大学院修了後は、南町田の一般歯科医院に常勤として勤務し、日々の診療に専念するようになります。臨床経験を重ねる中で、治療の幅を広げたいという思いが強くなり、この頃から矯正治療にも取り組み始めました。 
やがて、当時の院長の指導のもとでインプラント治療を開始します。 
骨に向かって、正確な方向・正確な深さでインプラント体を埋入するという行為は、決して簡単なものではありません。歯を削る治療とは異なり、骨の深部まで長いドリルを用いて操作する必要があり、患者様のお口の開き具合によっては器具操作が非常に難しく感じられることもありました。 
「もっと正確に、もっと安全に治療したい」 
その思いから、さまざまなセミナーや勉強会に参加するようになります。 
中でも、インプラント治療の第一人者である西村紳二郎先生を中心とした FMSインプラント研究会 に参加したことは、私にとって大きな転機でした。多くの先生方の症例発表や議論を通じて、インプラント治療をより深く学ぶようになります。 
特に印象深いのが、グループの仲間とともに参加したグアムでの解剖実習です。インプラント治療には、※GBR、※FGG、※サイナスリフトといった高度で難易度の高い治療オプションがあります。これらを安全に行うためには、知識だけでなく、実体験による理解が不可欠です。 
一度の実習では十分とは言えず、その後もう一度グアムで解剖実習に参加し、改めて手技の確認と理解を深めました。 
また、サイナスリフトに関しては、豊富な経験を持つ友人に5回以上立ち会ってもらい、ようやく自信をもって行えるようになりました。 
2010年、国分寺にてチカワデンタルを開業いたしました。 
開業時点でも一定数のインプラント治療を行っていましたが、「さらに高いレベルの治療を身につけたい」という思いから、現在所属している 5-D JAPAN 主催のセミナーを思い切って受講しました。 
そこで学んだのは、それまでの自分の常識を覆す、世界水準のインプラント治療でした。コースの最後に講師の先生からいただいた 
「学んだことが、遠い日の淡い思い出にならぬよう、どんどん実践してください」 
という言葉は、今でも強く心に残っています。 
正直、最初はレベルの高さについていけるのか不安もありました。しかし「せっかく学んだのだから、必ず臨床に生かしたい」という思いで、コース主催者であり現在も私の師である船登彰芳先生に師事し、FGGや前歯部の大規模なGBR、さらには症例の学会発表など、多くの経験を積ませていただきました。 
「他院では難しいと言われた治療でも、できる限り当院で応えたい」 
その思いを胸に、インプラント治療を含め、日々研鑽を重ねてまいりました。 
ここまでお読みいただき、私のインプラント治療の背景にある経験や想いを、少しでも感じていただけましたら幸いです。 
最後に、これまで私を信じ、インプラント治療を任せてくださった患者様に、心より感謝申し上げます。 

用語解説 
GBR(骨造成) 
骨の少ない部位に人工骨などを補填し、骨のボリュームを人為的に増やす治療法です。 
FGG(遊離歯肉移植術) 
歯肉の薄い部分に、別の部位から角化歯肉を採取・移植する方法で、インプラント周囲の歯肉を強化し、長期安定につながります。 
サイナスリフト 
上顎奥歯部の骨が薄い場合に、副鼻腔側に骨を造成し、インプラントを支える骨量を確保する治療法です。

開業当時のオペ治療

 

FMSインプラント研究会 特別講演会

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